今週のお題「わたしのコレクション」
無名のデザイナーNUNOHENGEです。
何かをこつこつ続けたり、集めたりが苦手な私です。
例えば、同じテレビドラマを毎週欠かさず見るとか。
カードや切手を集めてファイルして保管するとか。
フィギュアを収集して棚に並べて飾るとか。
コレクションしようと思ったわけではありませんが、自然に溜まったものはあります。
それは、型紙とトワル。
新しい形の服やドレスを制作する際に、試しに別の生地で作ってみるのがトワルです。
古い型紙やトワルは、新しいデザインを作り出す際にヒントになる事があります。
一点物やオーダーのドレスは、一つ一つ型紙が違います。
捨ててしまってから「あれがあったらなあ」と後悔することがあるので、なかなか捨てられないんです。
これは、明らかにコレクションではありませんね。
私は好きな感じの生地を見ると、つい買ってしまいがちです。
対策としては、具体的に型紙を作って用尺を出してから、生地屋さんに行くように気を付けています。
それでも、裁断していない生地がどっさりあります。
気を付けているんだけどなあ。
服飾デザイナーあるあるのようです。
会社員だった頃、だいたいはお弁当を持って行きました。
料理が得意な訳ではないので、お弁当と言っても冷凍食品をチンするだけのものです。
その時にお弁当を包むための、大きめの綿ハンカチは何枚か持っています。
うさぎ柄が色違いで2枚。
水色に金魚柄。
お気に入りは、獅子神楽。
なんだか、おめでたい気分になります。
招き猫柄、2色。
紺色地のものは使い過ぎて色褪せたので、また同じものを買いました。
クラシカルな梅柄も良いですね。
まさに梅の季節ですねえ。
使うために買ったらいつの間にか増えたので、これもコレクションではありませんよね。
以前の記事で、手拭いを愛用してることを書きました。
これらは春から秋のはじめに、私の首に巻き付いています。
(因みに、冬はマフラー)
洗っては使い込んできたので、肌触りの良いものばかりです。
その中から、特に私の好きな柄はこちら。
弾き語りをしているかえるさんです。
大きな口を開けて、いったい何を歌っているのでしょう。
シンガーソングライターなのでしょうか。
下の方には、聞いているかえるさん達もいるんです。
ストリートミュージシャンなのかもしれませんね。
山種美術館のショップで購入しました。
結局、コレクションの話ではありませんでしたね。
何かを収集するには、根気と几帳面さが必要だと思うんです。
私に不足している部分です。
あ、こう見えても仕事では、結構几帳面なんですよ。