NUNOHENGE草子

無名のドレスデザイナーNUNOHENGE 

心配ご無用じゃ。

無名のデザイナーNUNOHENGEです。

 

少し間が空いてしまいましたね。

ご無沙汰しております。

 

おや、珍しいですね。

ベテランミシンさんのところに、緑色のお二人がやって来ましたよ。

 

 

[ミシン]

ああ、君たちは棚のあたりにいた、かえるさんたちではないかのう。

 

 

 

f:id:nunohenge:20220224100611j:plain

 

 

[のっぽかえる]

そうなんですよ、ミシンさん。

ぼくたち、ちょっと心配になって。

勇気を出して、棚を降りて来ました。

 

[丸かえる]

へんげさんは、メンズジャケットが完成したから気が緩んでるんじゃないですか?

 

[ミシン]

ほう、それはどうしてかな?

 

[のっぽかえる]

ブログを書いてないみたいなんです。

 

[丸かえる]

あれから、何も制作してないみたいです。

 

[ミシン]

制作は進めとるぞ。

確か、ドレスのトワルを縫ってたぞ。

 

[かえるたち]

と、とわるって何ですか?

 

[ミシン]

実際の生地で制作する前に、試しに他の生地で縫ってみるんじゃよ。

皆さんには、お見せ出来ないようだが。

 

[のっぽかえる]

皆さんにお見せ出来ないって?

 

[丸かえる]

怪しいものとか、危ないものとか作っているんじゃないでしょうね。

 

[ミシン]

そうじゃなくてな。

まだまだ当分、お披露目出来ないだけじゃ。

 

[のっぽかえる]

そうなんですね。

それはひとまず安心しました。

 

[ミシン]

君たちは、あまりへんげの仕事に関わっておらんようじゃのう。

 

[丸かえる]

そうなんです。

私は鉛筆けずりなんですけど。

へんげさんはパターンをひく時はシャープペンシルを使うので、あまり使って貰えないんです。

 

[のっぽかえる]

ぼくはツボ押しなんですが。

へんげさんの肩は、ぼくの手に負えないくらいガッチガチなんです。

随分前に挑戦したんですが、ぼくのほうがへし折れそうでした。

ぼくたち二人とも海外土産で、へんげさんがお友達から貰ったものなんです。

 

[ミシン]

なるほど。

そういえば、異国情緒漂っとるなあ。

 

[丸かえる]

ちょっと待って下さい。

私の場合はへんげさんが自分で買って、ここに連れて来てくれましたよ。

国内のお店で売られていました。

 

[のっぽかえる]

ええ?

きみのことは、へんげさんが自分で買って来たの?

そうなんだ。

知らなかったよ。

 

 

あらあら、心配しないでくださいな。

のっぽかえるさんも丸かえるさんも、あまり出番がないけれど大切にしていますよ。

作業の合間にちょっとくすっと笑うのは、とても大事ですからね。