NUNOHENGE草子

無名のドレスデザイナーNUNOHENGE 

僕のルーツに会いたいと思ったんです。

今週のお題「今月の目標」

 

無名のデザイナーNUNOHENGEです。

 

今月の私の目標ですが。

会社員だった頃に、制作出来なかったものを作ろうと思っています。

自分自身のくせを開放することが出来ればなあと思います。

でも匙加減が意外と難しいです。

やはり、誰が何処に着て行くのかと考えてしまうと。

そんな事をぐちぐち考えていますと。

 

 

あれあれ、ベテランミシンさんの所に誰かが訪ねて来ましたよ。

あれは、2つ前の記事「眠れない夜の呪文」に出てきた、象のぬいぐるみですね。

 

[ミシン]

この前のゾウ君ではないか。

手足も付けて貰って、立派になったのう。

見違えたゾウ。

 

[ゾウ]

ミシンさん、その節はお世話になりました。

綿を詰める前にお会いした時以来ですね。

 

[ミシン]

丁度良かったわい。

その長い鼻で、背中かいてくれんかのう。

埃が溜まったのか、むずむずするでなあ。

 

[ゾウ]

こうですか?

 

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[ミシン]

そうそう、ありがたいのう。

 

[ゾウ]

ところで、僕を作った時のトワルさんは今どちらに?

10月になってふと、僕のルーツに会いたいと思ったんです。

 

[ミシン]

ああそれなら、そこの本棚の一番手前の茶封筒の中じゃ。

 

[ゾウ]

茶封筒ですか⁈

 

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[ゾウ]

ああ、トワルさんぺしゃんこになってる!

 

[ミシン]

実はへんげも、わざわざトワル君の綿を抜こうとは思って無かったんじゃ。

でもなあ、手芸綿が足りなくてのう。

 

[ゾウ]

それでトワルさんの綿を僕に…

 

[ミシン]

まあ、へこむな。

へんげは、トワルも型紙も殆ど全部とってある。

それに、トワルもわしらも裏方じゃからなあ。

裏方に徹するという矜持があるんじゃ。

 

[裁ちばさみ]

え、そのセリフ、へんげさんにはむかつくとか言ってませんでした?