NUNOHENGE草子

無名のドレスデザイナーNUNOHENGE 

へんげさん、ピンチ! カッターの折れ刃が眼の中に。(比喩)

無名のデザイナーNUNOHENGEです。

 

ドレスの装飾にスパンコールやビーズ等を使うことがあります。

 

以前勤務していた会社では、あのスワロフスキーを使うことも。

その会社では、ハイレベルな装飾専門のデザイナーが複数所属していました。

私の様なドレスデザイナーが制作したドレスに、オリジナルの装飾を施してくれます。

私のデザイン画からイメージした唯一無二の装飾です。

卓越したセンスとクオリテイーを近くで見れた事は、とても勉強になりました。

 

勿論、今の私がその足下にも及ぶはずがありません。

ただ、とても良い刺激を頂いたことは間違いありません。

素晴らしい出会いに感謝しています。

 

さて、スパンコールやビーズの話です。

こちらのドレスにも、スパンコールやビーズを少し使っています。

 

 

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丸くちょっとキラッとしてるものがスパンコールです。

 

 

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この写真では、金色の丸い中に六角形のへこみがあるのがスパンコールですね。

スパンコールには、プラスチック製も金属製もあります。

スパンコールがぎっしり付いた生地でドレスを制作することもあります。

 

カットするとこんな感じです。

 

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スパンコールが肌に当たると痛いので、その部分のスパンコールはむしり取ります。

特に金属製の尖ったところは危険です。

 

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これ、何かに似ていませんか?

 

そう、これです。

 

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カッターの折れ刃。

 

これが、私の眼に入っていた事があるんです。いや、勿論カッターでは無くスパンコールのほうですよ。

 

なんだか眼がゴロゴロするなあと思い、その時は珍しく擦らずに鏡を見ました。

そこには、尖ったスパンコールの欠片が下瞼と眼球の間に。

 スパンコールの欠片って、響きはちょっと詩的な感じですが頗る危険です。

 

30数年前ですが、眼のケガは経験があります。

かけていた銀縁眼鏡のつる部分が眼球にぶつかり、結膜(白目の表面)が捲れた事がありました。涙が止まらない位凄く痛いです。情緒に関係なくずっと涙が出るのです。

暫く、眼帯生活でした。

 

はさみでパチンと切った時にスパンコールはいきなりあちこち飛びます。

あれから、眼がゴロゴロしても擦るのを我慢して鏡を見るようにしています。

 

ドレス制作って、結構危険な仕事なんですよ。